5月15日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第12回戦は、5対0で福岡ソフトバンクが勝利。カード勝ち越しを決めた。
打線は2回裏、中村晃選手が二塁打で出塁すると、柳町達選手の適時打で先制。4回裏には栗原陵矢選手の安打を皮切りに満塁の好機を得て、渡邉陸選手の2点適時打が生まれ追加点を挙げる。
先発・前田純投手は4回まで無安打無四球のピッチング。5回以降は走者を背負いながらの投球となったが、危なげなく相手打線を封じる。自身最長の7回を投げきり、103球2安打1四球5奪三振無失点で降板した。
6回裏には山川穂高選手の8号2ランでスコアを5対0とし、8回からは継投策へ。松本晴投手が2イニングを無失点に抑え、勝利を収めた。前田純投手が今季初勝利。巨人からトレード加入した秋広優人選手が移籍後初安打、山川選手に代わり4番に入った中村晃選手が2安打を記録している。
敗れた埼玉西武は、先発・高橋光成投手が6回6安打3四球3奪三振5失点の内容。打線も散発2安打で、完封負けを喫した。
123456789 計
西 000000000 0
ソ 01020200X 5
西 ●高橋光成-水上由伸
ソ ○前田純-松本晴
文・丹羽海凪
福岡ソフトバンクがカード勝ち越し 4番外れた山川穂高が2ラン
パ・リーグ インサイト
2025.5.15(木) 20:32
