5月15日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムとオリックスの第12回戦は、7対0で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発・細野晴希投手は、初回に2死から連打を許すも、後続を打ち取り無失点で切り抜けると、2回、3回は3者凡退に仕留める。5回、6回にはそれぞれ得点圏に走者を背負ったが得点は与えず、6回91球6安打2四球4奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は5回まで毎回走者を出すも、得点につなげられず。それでも7回裏、石井一成選手が安打、水野達稀選手と淺間大基選手が四死球で出塁し、1死満塁の好機を得ると、郡司裕也選手が2点適時打で均衡を破った。

　さらに8回裏には、五十幡亮汰選手の安打と四球などで無死満塁から、伏見寅威選手、水野達稀選手の連続適時打で3点を追加。なおも1死2、3塁から郡司選手が2点適時打を放ち、この回5得点。9回表は山本拓実投手が3者連続三振で締め、7対0で試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムは、打っては郡司選手が2安打4打点をマークするなど、計10安打7得点、投げては完封リレーと、投打がかみ合い、カード勝ち越しを飾った。なお、3番手・宮西尚生投手がプロ野球新記録となる通算880試合連続救援登板を達成している。

　一方敗れたオリックスは、プロ初登板の寺西成騎投手が3回2安打無失点の好投も、中継ぎ陣が踏ん張れず。打線も計8安打無得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０００００００００ ０
日 ００００００２５Ｘ ７

オ 寺西成騎-川瀬堅斗-●山岡泰輔-山田修義-本田圭佑
日 細野晴希-玉井大翔-○宮西尚生-池田隆英-山本拓実

文・薗田陽和

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