◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第8回戦(4日・みずほPayPayドーム)
福岡ソフトバンクの嶺井博希選手が一時同点となる今季1号2ランを放った。
嶺井選手は今試合「8番・捕手」で先発出場。2点ビハインドの4回裏、2死から牧原大成選手の安打と盗塁で2死2塁とし、第2打席を迎える。カウント1-0から、相手先発・小島和哉投手の内に入ってきた変化球に対して積極的にスイングを仕掛けると、打球はそのままレフトスタンドへ。打った瞬間確信の一打は、今季初となる同一カード3連勝を狙うチームにとって貴重な同点弾となった。
嶺井選手は昨年6月8日(横浜DeNA戦)以来となる一発。昨季は出場4試合に留まるなど苦しいシーズンを送るも、今季はファームで5試合で9打数4安打と打撃面でもアピールし、4月10日に今季初昇格。以降は13試合に出場し、存在感を示している。
◇嶺井選手 コメント
「打ったのはフォークです。 先制を許してしまい、何とか早い段階で追いつきたいという思いだけでした。 ホームランと出来すぎた結果になって良かったです。 振り出しに戻すことができたので、ここからしっかりとピッチャーをリードし、勝ちにもっていけるように頑張ります」
文・横山蒼
嶺井博希の1号2ランで一時同点に 同一カード3連勝を狙うチームに貴重な一発
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2025.5.4(日) 15:20
