◇東北楽天対北海道日本ハム 第1回戦（8日・楽天モバイルパーク宮城）

　北海道日本ハムの伊藤大海投手が、今季初完投勝利をマークした。

　今季2度目の先発マウンドに上がった伊藤大海投手は、初回をわずか8球で3者凡退に抑える立ち上がり。2回裏に、浅村栄斗選手の1号2ランで先制を許したが、以降は5回まで毎回3人で退けるなど、尻上がりに調子を上げる。

　8回裏には、安打と四球などで1死1、2塁のピンチを招きながらも後続を断つと、直後の9回表、清宮幸太郎選手とレイエス選手の連続適時打でチームは3点の勝ち越しに成功。伊藤投手は、5対2で迎えた9回のマウンドにも上がると、落ち着いた投球で3者凡退に抑えて試合を締めた。

　今季初登板となった前試合（1日・福岡ソフトバンク戦）では、5回9安打5失点と悔しい結果に終わっていた伊藤投手だが、今試合は9回120球4安打1四球13奪三振2失点とエースらしい投球でチームの連敗を「3」でストップした。

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