4月8日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第1回戦は、5対2で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムの先発・伊藤大海投手は、初回を3者凡退に抑えたが、続く2回裏、浅村栄斗選手に1号2ランを浴び、先制を許す。しかし、以降は7回まで得点圏に走者を進めない圧巻の投球を披露し、打線の援護を待った。
伊藤投手の好投に応えたい打線は4回表、1死から野村佑希選手が四球で出塁すると、万波中正選手に2号2ランが生まれ、試合を振り出しに戻す。しかし、5回以降は、相手リリーフ陣の前にあと1本が出ず、試合は2対2のまま終盤へ。
伊藤投手は8回裏、四球や安打などで1死1、2塁のピンチを招きながらも、後続を断つと、打線は直後の9回表、奈良間大己選手の安打や四球で2死1、2塁とし、清宮幸太郎選手の適時二塁打で勝ち越しに成功。なおも2死2塁の好機で、レイエス選手に適時打が生まれ、スコアを5対2とした。
伊藤投手は9回のマウンドにも上がると、危なげない投球で3者凡退に抑えて試合終了。5対2で勝利した北海道日本ハムは、先発・伊藤大海投手が9回120球4安打1四球13奪三振2失点の粘投で今季1勝目をマーク。打線は、清宮幸太郎選手が2安打2打点を記録している。
一方、敗れた東北楽天は先発・藤井聖投手が5回85球5安打4四死球4奪三振2失点の内容。後を受けた西口直人投手、藤平尚真投手、鈴木翔天投手は好投でつないだが、則本昂大投手が踏ん張り切れなかった。
123456789 計
日 000200003 5
楽 020000000 2
日 ○伊藤大海
楽 藤井聖-西口直人‐藤平尚真-鈴木翔天-●則本昂大‐西垣雅矢
9回に清宮幸太郎が勝ち越し打! 北海道日本ハムが連敗を「3」でストップ
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2025.4.8(火) 21:13
