◇北海道日本ハム対オリックス 第1回戦（4日・エスコンフィールド）

　北海道日本ハムで8年間、オリックスで5年間の計13年NPBでプレーした増井浩俊氏のファイナルピッチセレモニーが行われた。

　現役時代を振り返る映像が球場内に流れると、増井氏がマウンドに登場。北海道日本ハムの武田久投手コーチ、谷元圭介打撃投手、宮西尚生投手、オリックスの安達了一コーチ、平野佳寿投手、ご家族から花束が贈呈された。

　ファイナルピッチの捕手を務めたのは、北海道日本ハム時代にバッテリーを組んだ鶴岡慎也氏。エスコンフィールドに集まった大観衆の前で、最後の1球を投じた。

　増井氏は2009年のドラフト5位で北海道日本ハムに入団。1年目は先発として13試合に登板したが、2年目からリリーフに転向し、2012年にはリーグ最多の73試合登板、50HPで「最優秀中継ぎ」のタイトルを獲得した。2014年、15年は守護神として活躍している。

　その後2016年途中から先発に転向。先発として6勝を挙げるなど、北海道日本ハム時代は2012年、2016年のリーグ優勝に貢献した。2017年は再び守護神として活躍し、FAでオリックスへ移籍。2019年にはパ・リーグ史上初の150ホールド・150セーブを達成している。

◇増井氏の記録
初登板　2010年4月9日 福岡ソフトバンク戦
初勝利　2010年4月27日 オリックス戦
初ホールド　2011年4月15日 千葉ロッテ戦
初セーブ　2012年5月6日 オリックス戦
初完投勝利　2016年8月25日 千葉ロッテ戦
初完封勝利　2016年9月1日 東北楽天戦
通算150セーブ　2019年4月19日 東北楽天戦
通算500試合登板　2019年8月2日 埼玉西武戦
通算150ホールド　2019年9月2日 千葉ロッテ戦

◇増井氏 通算成績
551試合41勝47敗 158ホールド163セーブ、731.1回725奪三振、防御率3.08 WHIP1.30

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