10月22日、東京ドームで行われた巨人と福岡ソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ2019」の第3回戦は、6対2で福岡ソフトバンクが勝利。日本シリーズ開幕3連勝を飾り、3年連続の日本一へ王手をかけた。
福岡ソフトバンク先発のバンデンハーク投手は初回、巨人の亀井善行選手に先頭打者本塁打を許したが、後続は3者連続三振に打ち取る立ち上がりを披露。すると打線は直後の2回表、5番・グラシアル選手の2号ソロですぐさま同点に。続く3回表には、デスパイネ選手にシリーズ初ヒットとなるタイムリーが生まれ、巨人先発の高橋優貴投手をマウンドから引きずり下ろした。
バンデンハーク投手は3回裏、亀井選手に2打席連続本塁打を浴び、同点とされたが、好調の鷹打線がすぐさま反撃。4回表、内川聖一選手の安打などで1死満塁とし、代打・長谷川勇也選手の犠飛で勝ち越し。なおも今宮健太選手の安打で再び満塁とすると、柳田悠岐選手の押し出し四球、デスパイネ選手の2点タイムリーでこの回一挙4得点。巨人3番手の戸郷翔征投手を捉え、6対2と4点のリードを得た。
福岡ソフトバンク先発のバンデンハーク投手は4回2失点で降板。5回からは継投に入り、石川柊太投手が2イニングをパーフェクトに抑えると、7回裏は甲斐野央投手が走者を背負いながらも無失点に。
8回裏はモイネロ投手が3人で終えると、9回裏は守護神の森唯斗投手が危なげなく締め、6対2で試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、先発したバンデンハーク投手が4回4安打6奪三振2失点の内容で試合を作り、後を託されたリリーフ陣が無失点でつなぐ好投を披露。打線はチャンスで得点を重ね、ポストシーズン9連勝を飾った。
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