連覇の埼玉西武、ドラフトで着実に成果 2016年は屈指の名手とパ新の鉄腕が入団

Full-Count

2019.9.25(水) 21:20

埼玉西武・平井克典、今井達也、源田壮亮(左から)※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
埼玉西武・平井克典、今井達也、源田壮亮(左から)※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

2013年の1位森、2位山川など成果が出続けている埼玉西武のドラフト

 10月17日に迫ってきた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。都内のホテルで行われるプロ野球界の一大イベントは、各球団にとって来季以降、そして3年、5年後のチーム編成に大きく関わってくるだけに、是が非でも有望な若手をチームに招き入れたいところだろう。

 数年後のチーム作りを左右することになるドラフト。毎年、各球団は5人から多くて10人ほどの若手選手を指名する。ただ、それが結果的に“当たった”かどうかは、数年後になってみないと分からない。そこで過去10年のドラフトを振り返り、各球団の“当たり年”を探ってみたい。

 今回は24日に2年連続23回目のパ・リーグ優勝を果たした埼玉西武だ。

 21年ぶりにリーグ連覇を成し遂げ、特に野手には充実の戦力を誇る埼玉西武。過去10年のドラフトを見返すと、チームの中核を担う選手たちがコンスタントに加入し、そして成長していっていることが良く分かる。

 2010年ドラフトでは3位で秋山翔吾、6位でムードメーカーの熊代聖人が加入。2011年には1位で十亀剣、2012年には1位で増田達至、3位で金子侑司、2013年は1位で森友哉、2位で山川穂高、2014年は1位で高橋光成、2位で佐野泰雄、3位で外崎修汰と加入している。

 2009年の1位は菊池雄星投手で10年前から5年前にかけて今のチームの根幹を成す選手がチームに加わり、そして、この2年連続優勝に大きく貢献していることが分かる。その中で敢えて、1年だけを“当たり年”とするなら、2016年を挙げたい。

【埼玉西武の2016年ドラフト】
1 今井達也 22試合7勝9敗0S0H 4.29
2 中塚駿太 1軍登板なし
3 源田壮亮 135試合540打数148安2本41点 .274
4 鈴木将平 15試合24打数4安0本1点 .167
5 平井克典 81試合5勝4敗0S36H 3.50
6 田村伊知郎 6試合0勝0敗0S0H 6.14

 1位の今井はローテの一角を担い、22試合で7勝をマーク。黒星が先行しているものの、勝負の終盤戦では好投を続け、成長の跡を示した。今や、球界を代表する名手となった源田がドラフト3位で加入し、セットアッパーとなった平井が5位で入団している。

 平井は今季シーズンの半分以上となる81試合に登板。稲尾和久氏の記録を超えるパ・リーグ新記録、そして2007年に久保田智之(阪神)がマークした90試合のNPB記録に次ぐ、歴代2位の登板数となった。4位の鈴木は高卒3年目で今季プロ初出場、初スタメン、初安打などを記録した。

 数多くの主力が出ている埼玉西武のドラフトだが、3位の源田、5位の平井と決して指名順位の高くない選手が大車輪の働きをしていることに、この年の大きな意義がある。また2015年も多和田真三郎や本田圭佑、國場翼が入団。この埼玉西武のここ10年のドラフト指名選手を見ると、チーム強化にどれほど大きな効果をもたらしているか、納得いく顔ぶれとなっている。

(Full-Count編集部)

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