8月22日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの20回戦は、5対1で福岡ソフトバンクが勝利。先発の和田毅投手が試合を作り、中継ぎ陣がリードを守り切った。
オリックスは初回、先頭の福田周平選手が三塁打、続く西浦颯大選手が四球を選び、1,3塁のチャンスを作ると、吉田正尚選手の併殺の間に3塁走者が生還。福岡ソフトバンク先発の和田毅投手から1点を先行した。
幸先よく援護を貰ったオリックス先発の張奕(ちょう・やく)投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露するなど、3回まで無失点投球。対する和田投手も追加点を与えない投球を見せ、序盤3回を終えて1対0のまま、中盤へ突入した。
1点を追う福岡ソフトバンクは5回裏、2死から2者連続の四球で好機を得ると、内川聖一選手の2点適時二塁打で逆転。続くグラシアル選手にも適時二塁打が生まれ、張奕投手をノックアウト。2死から得た好機を生かし、3対1と逆転に成功した。
一転してリードを得た福岡ソフトバンクは、先発の和田投手が6回1失点の内容で降板。7回表は、2番手の甲斐野央投手が3者凡退で抑えると、続く7回裏、柳田悠岐選手に復帰後初アーチとなる5号ソロが生まれ、1点を追加した。
福岡ソフトバンクは8回表、モイネロ投手が走者を背負いながらも無失点に抑えると、8回裏に牧原大成選手の適時打でさらに1点を追加。4点リードの9回表は守護神の森唯斗投手が3人で締め、5対1で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発した和田投手が6回2安打2四球4奪三振1失点の好投で4勝目。打っては柳田選手に待望の一発が生まれ、2連戦を1勝1敗で終えた。敗れたオリックスは、先発した張奕投手が5回裏2死から崩れ、4.2回4安打4四球3失点で無念の降板。打線は初回以降得点を挙げられず、惜敗した。
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