7月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天の第17回戦は、1対0でオリックスが勝利。先発した山岡泰輔投手が8回4安打10奪三振無失点で7勝目、ディクソン投手は7セーブ目を挙げた。
試合の主導権を握ったのはオリックス。1回裏、楽天の先発・則本昂大投手から福田周平選手の内野安打などで1死1,3塁の好機を作ると、吉田正尚選手の犠飛で先制点を挙げた。
オリックス先発の山岡泰輔投手は、3回まで毎回得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑える好投。一方の則本投手も2回以降は立ち直り、7回まで1人の走者も許さない気迫の投球で援護を待つ。
何とか逆転を図りたい楽天だが、山岡投手の前に5回以降は走者を出すことができず、8回まで無得点の苦しい展開に。9回表には、抑えのディクソン投手から先頭の藤田一也選手の安打を足掛かりに2死1,2塁の好機を作ったが、最後は銀次選手が遊ゴロに倒れ、0対1で試合終了。
勝利したオリックスは、1安打で挙げた1得点を守り抜き、カード戦績を1勝1敗とした。敗れた楽天は、7回1安打1失点と好投した則本投手を援護できず、完封負けを喫した。
文・山下虎太郎
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