7月2日18時から、京セラドーム大阪ではオリックスと千葉ロッテの3連戦初戦が行われる。前カードで埼玉西武に負け越したものの、それまで5連勝中だったオリックスと、6月30日の楽天戦が雨で流れた千葉ロッテ。2.5ゲーム差で迎えるこの試合の見どころを見ていこう。
【今季対戦成績】
オリックス→5勝4敗 千葉ロッテ→4勝5敗
【オリックス】山岡泰輔投手 13試合5勝2敗 89.1回 75奪三振、防御率3.43
【千葉ロッテ】岩下大輝投手 11試合3勝1敗 62.1回 51奪三振、防御率3.03
先発はオリックスが山岡泰輔投手、千葉ロッテが岩下大輝投手だ。ともに相手チームとの対戦防御率は1点台。カード頭らしい投球が期待される。
オリックス打線の注目はマレーロ選手。今季の千葉ロッテ戦は打率.455の好成績を残しており、6月30日の埼玉西武戦では4試合ぶり安打となる2安打を放つなど、調子も上向いている。試合当日は自身の31回目となる誕生日。自らの祝砲で勝利を手繰り寄せたい。
対する千葉ロッテ打線では荻野貴司選手に注目だ。今季は打率.438と火曜日に好成績を残しており、チーム別では打率.250と決して得意とは言えないオリックス戦でも、火曜日に限ると5打数3安打を記録している。カード初戦、縦横無尽に駆け巡る韋駄天の活躍から目が離せない。
文・成田康史
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