【ファーム】ルーキーも育成選手も奮闘中! 17日3試合見どころ

パ・リーグ インサイト

2019.4.17(水) 09:31

埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月17日13時から、「パーソル パ・リーグTV」ではファーム公式戦5試合のうち、楽天対北海道日本ハム、埼玉西武対東京ヤクルト、福岡ソフトバンク対広島の3試合を配信する。各試合の見どころを紹介していこう。

前日は公式戦初本塁打! 楽天ドラ7ルーキーの小郷裕哉選手が好調

 ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉ではイースタン・リーグ公式戦、楽天対北海道日本ハムの5回戦が行われる。

【今季対戦成績】
楽天→3勝1敗、北海道日本ハム→1勝3敗

 楽天はドラ7ルーキーの小郷裕哉選手が打撃好調だ。14日の東京ヤクルト戦で3安打1打点と活躍。前日の北海道日本ハム戦は第1打席で1号ソロが飛び出すと、第3打席で左中間へ二塁打を放った。好調をキープして一軍への切符を手にしたい。

 対する北海道日本ハムは前日の試合を2安打完封負けで落とした。そのなかで奮闘しているのが、石井一成選手だ。石井選手は5日に抹消となった以後、ファームで出場した5試合全てで安打を記録。再昇格へ向けて、アピールを続けていきたい。

前日完封リレーの埼玉西武。呉念庭選手は2試合連続でチャンスを演出できるか

 メットライフドームでは埼玉西武と東京ヤクルトのイースタン・リーグ公式戦第5回戦が行われる。16日の試合では投手陣が完封リレーを見せて快勝を飾っただけに、この試合でも良い流れを引き継いでカード勝ち越しを決めたいところだ。

【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝1敗、東京ヤクルト→1勝3敗

 埼玉西武では、16日の試合でチャンスメーカーとしての働きを見せた呉念庭選手に注目だ。3回に四球で出塁すると盗塁を決めて得点圏に進み、西川愛也選手の適時打で先制のホームを踏んでいる。また、先頭打者として迎えた5回には安打を放って出塁し、鈴木将平選手の適時打につなげている。チームの全2得点を記録したこの日に続く活躍ができれば、チームの得点力もおのずと上がってくるはずだ。

2位と3位の直接対決第2戦。前日4安打の田城飛翔選手は好調を維持できるか

 タマスタ筑後では、福岡ソフトバンク対広島のウエスタン・リーグ公式戦第5回戦が行われる。16日の試合では3位の福岡ソフトバンクが4対1で快勝し、2位の広島とのゲーム差を0.5に縮めた。試合結果次第で順位が入れ替わる可能性もある上位対決第2ラウンドは、はたしてどのような展開となるだろうか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→2勝2敗、広島→2勝2敗

 福岡ソフトバンクの注目選手は、16日の試合では4打数4安打1打点の大暴れを見せた育成の田城飛翔選手だ。今季はここまで打撃好調で、一軍の外野に離脱者が続出している現状は大きなチャンスとなりうる。育成選手の契約期間は基本的に3年。その勝負の3年目を迎えている田城選手はこの調子を維持し続け、やがてはその名前の通りに大きく羽ばたけるか。

◇ファームの中継もパーソル パ・リーグTVで
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

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