4月13日、メットライフドームで行われる埼玉西武とオリックスの今季2戦目。12日の試合は、埼玉西武が敵失に乗じてサヨナラ勝ち。先発・多和田真三郎投手が今季初完封を飾り、連敗を2で止めた。埼玉西武の連勝か、オリックスが対戦成績を五分とするか。この一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝0敗、オリックス→0勝1敗
【埼玉西武】今井達也投手 2試合1勝1敗 11.1回 11奪三振、防御率5.56
【オリックス】東明大貴投手 2試合1勝0敗 10.2回 7奪三振、防御率2.53
埼玉西武の先発は今井達也投手だ。前回登板では北海道日本ハムを相手に7回、132球、3失点(自責1)と力投し、今季初勝利を手にした。昨季は3試合に登板して0勝2敗、防御率5.00と苦しんだオリックスを相手に、成長した投球を見せることができるか。
対するオリックスは東明大貴投手が先発のマウンドに上がる。6日の登板では楽天打線を相手に6回途中1失点と役割を果たし、こちらも今季初勝利を挙げている。2015年以来となるメットライフドームのマウンドでも、持ち前の安定感で勝利に貢献したい。
埼玉西武打線では栗山巧選手に注目したい。12日の試合では、オリックスの先発・山岡泰輔投手の前に打線が苦戦を強いられる中、2安打を放って存在感を示した。開幕から先発出場を続けるベテランがチームを連勝に導く。
オリックスの吉田正尚選手は、完封負けを喫した12日の試合でただ1人マルチ安打を記録して気を吐いた。開幕から不振が続いていたが、ここにきて5試合連続安打と調子は上向き。主砲の一打で完封負けの雪辱を果たしたいところだ。
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