9月14日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと東北楽天の第22回戦は、4対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、水谷瞬選手の二塁打と2四球で無死満塁から、郡司裕也選手、清宮幸太郎選手の2者連続犠飛で先制に成功。2回裏には石井一成選手が6号ソロ、6回裏には郡司裕也選手が8号ソロを放ち、それぞれ追加点を挙げる。

　序盤から援護をもらった先発・福島蓮投手は3回までイニングで6奪三振、内野安打1本に相手打線を封じるなど圧巻の投球を披露。4回表も3者凡退に打ち取ると、5回表は先頭に二塁打を浴びるも、打たせて取る投球で無失点にしのぐ。ところが、6回表に西川愛也選手に9号ソロ、7回表にセデーニョ選手に4号2ランを被弾しスコアは4対3、1点差となった。

　8回表は田中正義投手が3者凡退に打ち取ると、1点リードの9回表は齋藤友貴哉投手が締め、試合終了。勝利した北海道日本ハムは、先発・福島投手が7回108球5安打2四球7奪三振3失点で4勝目をマーク。齋藤投手は3月30日以来となる今季2セーブ目を挙げた。打線は、水谷選手が2安打、郡司選手が本塁打含む1安打2打点を記録している。

　一方敗れた埼玉西武は、先発・隅田知一郎投手が8回111球5安打4四球5奪三振4失点で完投を記録も、キャリアハイ10勝目はお預け。打線は、一発攻勢で1点差まで迫るも、あと一歩及ばなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００００１２００ ３
日 ２１０００１００Ｘ ４

西 ●隅田知一郎
日 ○福島蓮-田中正義-S齋藤友貴哉

文・横山蒼

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