パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
11月21日(金)のきょうは、北海道日本ハム・郡司裕也選手が放った3本のサヨナラ打を振り返ります。
代打で決めた! チームを今季初のサヨナラ勝利に導く劇的弾
まずは4月11日埼玉西武との第4回戦。試合は序盤から両軍投手陣が粘投でつなぎ、延長11回まで0対0と、緊迫した投手戦が繰り広げられました。迎えた延長12回表は杉浦稔大投手が3者凡退で切ると、12回裏、2死から万波中正選手が四球で出塁し、代打・郡司選手が打席に入ります。カウント1-2から4球目を捉えると、打球はライトスタンドへ一直線。劇的な一発で、チームを今季初のサヨナラ勝利に導きました。
続いては5月21日の福岡ソフトバンク戦。1対1で迎えた9回裏、清宮幸太郎選手の安打や四球などで1死1、3塁とし、打順はレイエス選手へ。しかし、ここで相手バッテリーは敬遠を選択。1死満塁で郡司選手に打席が回ります。追い込まれながらも大山凌投手の直球をはじき返すと、打球は低い弾道でライト方向へ。右翼手・佐藤直樹選手が捕球を試みますが、後ろへ抜け、9回まで122球4安打1失点の熱投を続けていた北山亘基投手に報いる一打となりました。
最後に紹介するのは5月31日千葉ロッテ戦。序盤に郡司選手の適時二塁打で先制も、中盤に逆転を許し、2点ビハインドで試合は最終回へ。2死2、3塁から矢澤宏太選手に適時打が飛び出し、同点に追い付くと、なおも2死1塁で続くバッターは郡司選手。矢澤選手が二盗で好機を拡大、郡司選手がフルカウントから振り抜いた打球はライト線を破り、サヨナラタイムリーに。この日3安打2打点と、勝負強さを発揮しました。
来週、11月24日(月・祝)は心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」を特集。埼玉西武・渡邉勇太朗投手が無四球マダックスでプロ初完投初完封を挙げた一戦を振り返ります!
