9月14日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第22回戦は、5対1で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発は藤井聖投手。初回から3イニング連続で得点圏に走者を背負うも、要所を締める投球で無失点に抑える。4回表は安打に味方の失策が絡み2死2塁から、西川史礁選手に適時打を浴び、ここで降板。後を受けた加治屋蓮投手が後続を打ち取った。
打線は2回裏、ボイト選手の安打と2四球で無死満塁から、鈴木大地選手の犠飛で先制に成功。3回裏にも2四球などで2死2、3塁とすると、フランコ選手の2点適時打で追加点を挙げる。4回裏には浅村栄斗選手が7号ソロ、6回裏にはボイト選手が12号ソロを放ち、スコアを5対1とした。
5回以降はリリーフ陣が無失点リレー。4点リードの9回表は、藤平尚真投手が連打で2死1、2塁とピンチを招くも、続く山本大斗選手を見逃し三振に仕留め、試合を締めた。勝利した東北楽天は先発・藤井投手が3.2回81球5安打4四球1失点(自責点0)の内容も、リリーフが好投。打線は、ボイト選手が本塁打を含む2安打1打点をマークしている。
一方敗れた千葉ロッテは、先発・小島和哉投手が5回85球3安打5四球3奪三振4失点と役割を果たせず。打線は、山口航輝選手が3安打、西川選手が2安打1打点を記録するなど、相手打線を上回る計9安打をマークするも、1得点に終わった。
123456789 計
ロ 000100000 1
楽 01210100X 5
ロ ●小島和哉-廣畑敦也-澤田圭佑
楽 藤井聖-加治屋蓮-○宋家豪-鈴木翔天-西垣雅矢-西口直人-藤平尚真
文・横山蒼
ボイトが2戦連発弾含む2安打1打点 リリーフも好投でつなぎ東北楽天勝利
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2025.9.14(日) 16:31
