7月8日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対千葉ロッテ5回戦は、11対7で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発・河村説人投手は1回裏、四球と安打で2死1、2塁のピンチを招くと、進藤勇也選手と宮崎一樹選手に適時打を浴び、3点を失う。しかし直後の2回表、打線は上田希由翔選手の安打などで2死1、3塁から、松川虎生選手の1号3ランですぐさま同点に追いついた。
3回裏、阪口樂選手に3号ソロを浴び、勝ち越しを許した河村投手は、3回88球8安打2四球3奪三振4失点で降板。4回裏からは、早坂響投手が2イニングを無安打投球でつないだが、6回裏、3番手の坂本光士郎投手が、1死満塁から犠飛と適時打で2点を失う。
追いつきたい打線は7回表、無死2塁から、藤田和樹選手の適時打と高部瑛斗選手の1号2ランで、再び試合を振り出しに。さらに四球と上田選手の安打で好機を拡大すると、茶谷健太選手が2点適時二塁打を放ち、この回一挙5得点で逆転に成功した。
7回裏は岩下大輝投手が3人で退けると、8回表には、マーティン選手の1号3ランでリードは5点に。8回裏に西村天裕投手が1点を失うも、9回裏は澤村拓一投手が無失点でつなぎ、11対7で試合終了。勝利した千葉ロッテは、上田選手が3安打をマークするなど、打線が計14安11得点を記録。チームは10連勝を飾った。
一方の北海道日本ハムは、先発の孫易磊投手が5回74球3安打3四球6奪三振3失点の内容。中盤に勝ち越すも、中継ぎ陣が粘りきれなかった。なお打線では、上川畑大悟選手が3安打、有薗直輝選手、宮崎選手、藤田大清選手、濵田泰希選手が2安打をマークしている。
123456789 計
ロ 030000530 11
日 301002000 7
ロ 河村説人-早坂響-○坂本光士郎-岩下大輝-西村天裕-澤村拓一
日 孫易磊-清水大暉-●松岡洸希-根本悠楓-川勝空人-池田隆英
文・薗田陽和
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2025.7.8(火) 17:09
