8月22日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第20回戦は、4対3で北海道日本ハムが接戦を制した。

　北海道日本ハムの先発・北山亘基投手は初回、安打を許すも打者を3人に抑える立ち上がり。2回表に中村晃選手、今宮健太選手の本塁打で2点を失ったが、以降は要所を締めた投球を続ける。

　打線は3回裏、2死から水野達稀選手、水谷瞬選手、清宮幸太郎選手の連打で1点を返す。さらに郡司裕也選手の四球で2死満塁と好機を拡大すると、続くレイエス選手の2点適時打で逆転に成功した。

　北山投手は6回表、2死3塁から牧原大成選手に同点の適時打を許したところで降板。代わった玉井大翔投手は今宮選手に安打を許したが、後続を左飛に打ち取った。

　7回表は上原健太投手が3者凡退でつなぐと、直後の7回裏、万波中正選手が19号ソロを放ち、勝ち越しに成功。8回からは齋藤友貴哉投手、柳川大晟投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、4対3で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の北山投手が5.2回91球6安打2四球7奪三振3失点。14試合連続無失点の上原投手が2勝目をマークした。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の松本晴投手が5回79球5安打1四球4奪三振3失点の内容。打線は相手を上回る計7安打も、7回以降無安打に倒れ、あと一歩及ばなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ０２０００１０００ ３
日 ００３０００１０Ｘ ４

ソ 松本晴-ヘルナンデス-●藤井皓哉-尾形崇斗
日 北山亘基-玉井大翔-○上原健太-齋藤友貴哉-S柳川大晟

文・薗田陽和

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