7月29日、京セラドーム大阪で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対広島20回戦は、4対4で規定により9回引き分けとなった。
先発・山口廉王投手は初回、連打などで1死1、3塁のピンチを招くと、4番・田村俊介選手に先制の適時二塁打、5番・松山竜平選手の犠飛で2失点。4回表には2番手・大江海透投手が四球と連打で1死満塁とされ、内野ゴロの間に追加点を許す。
3点を追うオリックスは4回裏、先頭・渡部遼人選手の安打、紅林弘太郎選手の四球などで2死1、3塁から宜保翔選手の適時打で1得点。6回裏には横山聖哉選手が1号ソロを放つ。なおも2四球でチャンスを拡げ、内藤鵬選手の安打で同点に追い付くと、相手の失策の間に1塁走者も勝ち越しのホームイン。4対3と逆転に成功する。
小刻みな継投で逃げ切りを図るオリックスだったが、9回表に登板した7番手・阿部翔太投手が2死1塁から代打・田中広輔選手に同点の適時三塁打を打たれてしまう。その裏、先頭の池田陵真選手が四球を選び、3塁まで進むもサヨナラとはならず。4対4で引き分けた。
投手陣は先発・山口投手が3回5安打2失点。3番手で登板した育成の陳睦衡投手は2回を完ぺきに抑えた。打線では麦谷祐介選手が2安打1盗塁だった。
123456789 計
広 200100001 4
オ 000103000 4
広 ドミンゲス-長谷部銀次-河野佳-塹江敦哉-岡本駿-益田武尚
オ 山口廉王-大江海透-陳睦衡-山岡泰輔-井口和朋-山田修義-阿部翔太
文・菊地綾子
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2025.7.29(火) 14:09
