9月17日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第24回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発・内星龍投手は2回表、連打などで2死1、2塁から、水野達稀選手の適時打で先制される。5回表に1死1、2塁のピンチを切り抜けると、以降は2イニング連続で3者凡退に抑え、7回100球6安打無四死球4奪三振1失点の好投で降板した。

　打線は1点ビハインドの3回裏、小郷裕哉選手の四球と盗塁を皮切りに、1死3塁から武藤敦貴選手の犠飛で試合を振り出しに戻す。さらに4回裏には、黒川史陽選手、宗山塁選手の安打で1死1、2塁とすると、浅村栄斗選手の適時二塁打で勝ち越した。

　しかし8回表、2番手・西口直人投手がレイエス選手の32号ソロを被弾し、試合は振り出しに戻る。9回表を藤平尚真投手が無失点で抑えるも、9回裏は3者凡退となり、試合は延長戦に。

　10回表を鈴木翔天投手、11回表を西垣雅矢投手が無失点でつなぐ。すると11回裏、2死から黒川選手が内野安打で出塁。続くボイト選手がサヨナラとなる適時二塁打を放ち、3対2で試合は終了した。

　2試合連続のサヨナラ勝利となった東北楽天は、5番手・西垣投手が今季7勝目。打線では黒川選手、宗山選手が2安打の活躍を見せた。一方の北海道日本ハムは、伊藤大海投手が7回99球6安打1四球5奪三振2失点。打線ではレイエス選手が一発を含む2安打1打点をマークした。

　 １２３４５６７８９1011　計
日 ０１０００００１０ ００　２
楽 ００１１０００００ ０１Ｘ３

日 伊藤大海-上原健太-金村尚真-●齋藤友貴哉
楽 内星龍-西口直人-藤平尚真-鈴木翔天-○西垣雅矢

文・西嶋葵

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