9月9日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第23回戦は、7対4で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発・伊藤大海投手は2回、2死1、2塁から海野隆司選手、笹川吉康選手の連続適時打で3点を失う。それでも3回以降は3度も3者凡退のイニングをつくる好投を披露。7回125球6安打無死四球7奪三振3失点でマウンドを降りた。

　打線は3回裏、水谷瞬選手、今川優馬選手の連打と郡司裕也選手の犠飛で2点を返す。さらに4回裏、山縣秀選手の2号ソロで同点に追いつくと、5回裏には今川優馬選手に1号ソロが飛び出し勝ち越しに成功した。

　6回裏には山縣選手に2打席連続の3号2ランが生まれると、なおも2死2塁から今川選手の適時打でスコアは7対3に。救援陣は8回を上原健太投手が無失点でつなぐと、最終9回表は、柳川大晟投手が2死から山川穂高選手の21号ソロを浴びるも、後続を抑え、試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムは、伊藤投手がリーグトップの14勝目。打線では昇格後即スタメン起用の今川選手が本塁打含む3安打3打点、山縣選手がプロ初の3安打をマークした。一方の福岡ソフトバンクは、モイネロ投手が5.2回105球8安打3四球6奪三振7失点。打線は相手に迫る9安打も4得点にとどまった。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ０３００００００１ ４
日 ００２１１３００Ｘ ７

ソ ●モイネロ-尾形崇斗-ヘルナンデス-大江竜聖
日 ○伊藤大海-上原健太-柳川大晟

文・西嶋葵

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