中島大輔が決めた! 東北楽天が4時間58分の激闘に勝利

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2025.9.9(火) 23:06

東北楽天ゴールデンイーグルス・中島大輔選手 ©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・中島大輔選手 ©パーソル パ・リーグTV

 9月9日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第20回戦は、6対5で東北楽天が勝利した。

 先発・岸孝之投手は初回に渡部聖弥選手の適時打で2点を先制されると、続く2回表にも古賀悠斗選手に7号ソロを被弾。しかし打線は1回裏に鈴木大地選手の適時打と相手失策ですぐさま同点に追い付き、勝ち越された直後の2回裏にも村林一輝選手がスクイズを決めて再び同点。続く黒川史陽選手は適時打を放ち、逆転に成功した。

 岸投手はリードを奪った3回からは3イニング3者凡退と立ち直りを見せたが、6回表に山村崇嘉選手の同点打を浴びて降板。なおも1死1、2塁のピンチは加治屋蓮投手が切り抜けた。7回表は則本昂大投手が3者凡退でつなぐ。

 すると7回裏、打線は黒川選手とボイト選手の連打を皮切りにチャンスメイクすると、四球で満塁に。代打・渡邊佳明選手は押し出し四球で勝ち越した。しかし直後の8回表、西口直人投手がネビン選手の16号ソロを浴び、再び同点となる。

 9回表は藤平尚真投手が無失点で終える。9回裏は2死1、2塁の好機も逸し、試合は延長戦へ。10回表を宋家豪投手が抑え、11回表は西垣雅矢投手が無失点。迎えた11回裏、宗山塁選手の安打を皮切りに2死2、3塁から、中島大輔選手がレフトへ適時打を放ち、4時間58分の激闘に終止符を打った。

 勝利した東北楽天は、ボイト選手が3安打、黒川選手が2安打5出塁の活躍を見せた。7番手の西垣投手が6勝目を挙げている。一方の埼玉西武は、先発・今井達也投手が2回4失点(自責点3)と乱調も、浜屋将太投手と糸川亮太投手が3イニング無失点の好リリーフで立て直した。打線も終盤にかけ同点に追い付いたが、あと一歩及ばなかった。

  1234567891011  計
西 21000101000  5
楽 22000010001X 6

西 今井達也-浜屋将太-糸川亮太-山田陽翔-ウィンゲンター-甲斐野央-平良海馬-●黒木優太-中村祐太
楽 岸孝之-加治屋蓮-則本昂大-西口直人-藤平尚真-宋家豪-○西垣雅矢

文・丹羽海凪

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