CSに向けて好材料 鷹・東浜巨が8回途中1失点で6勝目「復帰して1番の感覚」

Full-Count 藤浦一都

2018.10.3(水) 08:17

福岡ソフトバンク・東浜巨※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・東浜巨※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

千葉ロッテのドラ1安田にプロ初本塁打許すも、失点はこれだけ

■福岡ソフトバンク 4-2 千葉ロッテ(2日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの東浜巨投手が2日、本拠地ヤフオクドームでの千葉ロッテ戦で今季6勝目をマークした。7回2/3を投げて1失点で連敗を2で止め、チームの2位確定を呼び込んだ。

 千葉ロッテ期待のドラフト1位ルーキー安田にプロ入り初本塁打を献上したものの、8回途中までその1点で凌いだ。工藤公康監督に「どっしり感があった」と言わしめた安定感あふれるピッチングに、東浜自身も「ケガから復帰して一番の感覚でした」と胸を張った。

 「まだまだ荒れるボールはありますけど、まっすぐもシンカーも良かったですし、変化の仕方とかも良かったと思います。前の2試合はリズムが作れてないなという思いがあったので、今日はそこを大事にしました」と投球を振り返る。

 また、お立ち台で「若手2人(大竹耕太郎、松本裕樹)が苦しんでいたので、ここで(連敗を)止められたらという思っていました」と語ったが、囲み取材では「こういう時期に投げられたのはきっといい経験になると思います」と、改めて後輩たちを気遣っていた。

 「こういう時期にこういうピッチングができたことは次につながると思います」と、クライマックスシリーズ目前に自身の調子が上がってきたことを素直に喜んだ。2位が確定し、北海道日本ハムとのファーストステージは本拠地で開催される。この日の東浜の本拠地での好投は、首脳陣にとってもクライマックスシリーズの先発を考慮する上で大きなプラス材料となることだろう。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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