10月16日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は初回、四球と安打で1死1、3塁のピンチを無失点で切り抜けると、以降も走者を背負いながらも要所を締めた投球を披露。6回表に安打と四死球で1死満塁としたが、後続を断ち、6回96球4安打4四死球2奪三振無失点でマウンドを降りた。

　打線は7回まで2安打と、相手先発の福島蓮投手を捉えきれず。しかし8回裏、山川穂高選手の内野安打と四球で1死1、2塁の好機を迎え、ここで打席には柳田悠岐選手。カウント1-1から上原健太投手が投じた直球を完璧に捉えると、打球はレフトスタンドへ。確信の3ランで終盤に3点を奪った。

　最終9回表は杉山一樹投手が危なげない投球で締め、3対0で試合終了。柳田選手の一発で試合を決め、SMBC日本シリーズ2025進出に王手をかけた。一方の北海道日本ハムは、先発の福島投手が7.1回125球3安打2四球10奪三振2失点の力投も、打線が好機を生かせなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００００００００ ０
ソ ０００００００３Ｘ ３

日 ●福島蓮-上原健太-杉浦稔大
ソ 有原航平-ヘルナンデス-○松本裕樹-S杉山一樹

文・薗田陽和

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