8月17日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第20回戦は、7対5で北海道日本ハムが勝利した。

　打線は1回表、レイエス選手の適時二塁打で1点を先制。3回表にも連打でチャンスをつくり、矢澤宏太選手の適時三塁打、有薗直輝選手の適時打で3点を追加した。さらに5回表、1死満塁から水野達稀選手に適時打、水谷瞬選手に犠飛が生まれ、スコアは6対0に。

　先発・伊藤大海投手から序盤から安定した投球を見せ、6回まで2安打1死球に抑える。7回裏にはボイト選手に5号2ランを被弾するも、後続を打ち取り、7回100球4安打8奪三振2失点で降板した。

　8回裏は河野竜生投手が味方失策と連打で1点を失い降板。代わった生田目翼投手も1死から黒川史陽選手の適時打、フランコ選手の犠飛で2点差に迫られる。なおも2死1、2塁とピンチは続いたが、ここは上原健太投手が辰己涼介選手を3球三振に仕留めて火消しした。

　9回裏は柳川大晟投手が締め、辛くも逃げ切り勝利。伊藤投手はパ・リーグトップの12勝目、打線は14安打7得点を挙げた。有薗選手がプロ入り初となる3安打をマークしている。

　敗れた東北楽天は、先発・ヤフーレ投手が2.1回6安打4失点と振るわず。打線は7回裏にボイト選手が2ラン、8回裏には3得点で2点差に迫るも、あと一本が出なかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １０３０２０１００ ７
楽 ００００００２３０ ５

日 ○伊藤大海-河野竜生-生田目翼-上原健太-S柳川大晟
楽 ●ヤフーレ-津留崎大成-柴田大地-則本昂大-西垣雅矢

文・丹羽海凪

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