9月29日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第25回戦は、6対2で福岡ソフトバンクが勝利。計15安打6得点を記録し、12勝12敗1分で今季の北海道日本ハム戦を終えた。
福岡ソフトバンクは初回、1番・ダウンズ選手の来日初本塁打で先制。2回表には正木智也選手と谷川原健太選手の連打、今宮健太選手の犠打で1死2、3塁とチャンスメイクし、柳町達選手の2点適時打が生まれた。さらに6回表、ダウンズ選手が適時打を放ち、リードを4点に広げる。
序盤から援護を受けた先発の前田純投手は、初回に1死から松本剛選手に安打を浴びたが、後続を2者連続三振に切る。その後の3イニングをいずれも3人で退けると、6回裏は10球で片付け、6回81球3安打無四死球5奪三振無失点で後続にマウンドを託した。
7回裏に2番手・大山凌投手が2点を失ったが、なおも2死2塁のピンチは和田毅投手が1球でしのいだ。9回表に正木選手の適時打などで2点を加えると、9回裏は尾形崇斗投手が無失点に抑え、6対2で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、前田純投手がプロ初登板で初勝利を記録。「しっかりとコースを狙って投げ込むことができたと思います。ボール先行になる場面もありましたが、粘り強く投げれたし、自分の持ち味を出すことができたと思います」と振り返った。また、ダウンズ選手が来日初本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せている。
一方の敗れた北海道日本ハムは、先発・加藤貴之投手が5回7安打3失点。一軍に復帰した伏見寅威選手が代打で適時二塁打を放ったが、この2得点にとどまり、エスコンフィールドでのシーズン最終戦を勝利で飾ることができなかった。
123456789 計
ソ 120001002 6
日 000000200 2
ソ ○前田純-大山凌-和田毅-杉山一樹-尾形崇斗
日 ●加藤貴之-堀瑞輝-齋藤友貴哉-杉浦稔大-生田目翼
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