9月10日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第21回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、1死から今宮健太選手が四球を選ぶと、続く栗原陵矢選手の適時二塁打で先制。なおも2死2塁から、近藤健介選手にも適時打が生まれ、スコアを2対0とする。続く5回表には、栗原選手が安打で出塁すると、山川穂高選手の31号2ランが飛び出し、リードを広げた。
先発・石川柊太投手は1回裏、無死2塁から、小深田大翔の適時二塁打を浴び、1点を返された。しかし以降は、得点圏に走者を背負う場面がありながらも、要所を抑え、6回裏まで得点を与えない。続く7回裏、アウトを1つとったところでアクシデントで降板したが、後を受けた岩井俊介投手が後続を断ち、3点リードのまま試合は終盤へ向かう。
8回裏を杉山一樹選手が3者凡退でつなぐと、最終9回裏はヘルナンデス投手が3者連続三振で締め、4対1で試合は終了した。勝利した福岡ソフトバンクは、石川投手が6.1回91球6安打無四球4奪三振1失点の好投で5勝目。打線は栗原選手が2安打1打点の活躍を見せた。
一方敗れた東北楽天は、先発・古謝樹投手は7回114球5安打5四死球4奪三振4失点。プロ入り最多の球数も、ここまで3戦3勝と好相性を示していた福岡ソフトバンク相手に黒星を喫した。なお、打線は小深田選手が2安打1打点、安田悠馬選手が2安打をマークしている。
123456789 計
ソ 200020000 4
楽 100000000 1
ソ ○石川柊太-岩井俊介‐杉山一樹‐Sヘルナンデス
楽 ●古謝樹-宮森智志‐高田孝一
文・西嶋葵
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