8月28日、長崎ビッグNスタジアムで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第17回戦は、4対1でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・山下舜平大投手は、1回裏を3者凡退で抑える素晴らしい立ち上がり。3回裏には今試合初安打を許し、得点圏に走者を置いたが後続を断ち、無失点に抑えた。両者無得点で迎えた4回裏、先頭・栗原陵矢選手の15号ソロで先制を許したが、5回裏からは2イニング連続3者凡退に打ち取るなど、追加点を与えず、7回103球2安打2四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。
山下投手の好投に応えたい打線だったが、相手先発・大関友久投手の前に、初回、2回表と得点圏に走者を進めながらもあと1本が出ず。4回表には、2安打と死球で1死満塁の好機を得たが、後続が併殺打に倒れ、6回まで無得点と苦しい展開が続く。
それでも7回表、先頭・杉本裕太郎選手が安打で出塁すると、犠打で進塁。続く廣岡大志選手の安打などで2死満塁の好機をつくると、福田周平選手と太田椋選手が連続で押し出し四球を選び、勝ち越しに成功する。なおも2死満塁から死球で追加点を挙げ、スコアを3対1とした。
8回裏はペルドモ投手が無失点でつなぐと、9回表には2死1塁から太田選手の適時二塁打で1点を追加。最終9回裏はマチャド投手が3者凡退で試合を締めた。
勝利したオリックスは先発の山下投手が今季最長の7イニングを投げて2勝目。打線は太田選手が適時打を含む2安打2打点をマークした。一方敗れた福岡ソフトバンクは、大関友久投手が6.2回6安打4四死球4奪三振3失点の内容。打線も3安打1得点と振るわなかった。なお、牧原大成選手が2安打1盗塁を記録している。
123456789 計
オ 000000301 4
ソ 000100000 1
オ ○山下舜平大-ペルドモ-Sマチャド
ソ ●大関友久-津森宥紀-大山凌-杉山一樹-田浦文丸
文・丹羽里歩子
関連リンク
・試合詳細/動画
・こだわりレストラン級…!? パ・リーグ各球場のカレーライス特集!
・暑い夏に食べたい! パ・リーグ6球場のアイス・かき氷特集
・パ・リーグのリーチ拡大とファンとの深い繋がりの構築を、6球団の球団職員が学ぶ
記事提供: