7月10日、森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦第13回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。

　東北楽天先発の荘司康誠投手は、初回を3者凡退に抑える立ち上がり。2回表に1死3塁から犠飛で先制を許すも、以降は出塁を許さず、3回42球1安打無四死球1奪三振1失点で降板した。4回表からは、高田孝一投手がマウンドへ。

　高田投手は4回表に1死1、3塁から犠飛で1点を失ったが、5回以降は走者を出しながらも要所を締め、3回48球4安打1四球3奪三振1失点の好リリーフを披露。打線は6回裏、平良竜哉選手、伊藤裕季也選手の安打と四球などで1死満塁から、島内宏明選手の適時打で1点を返す。

　さらに8回裏、安田悠馬選手、島内選手の四球と敵失策などで1死満塁とすると、石原彪選手の犠飛で同点に追い付く。9回裏は1死から平良選手が安打で出塁するも、得点にはつながらず、試合は延長戦へ突入した。

　10回裏に先頭・柳澤大空選手の安打を起点に2死満塁とするも、この好機は生かせず。11回表を6番手・西垣雅矢投手が3者凡退に抑えた。打線は直後の11回裏、先頭の武藤敦貴選手の安打、平良選手の犠打で1死2塁の好機を演出。入江大樹選手の二ゴロで2死3塁から、柳澤選手が適時打を放ち、東北楽天がサヨナラ勝利を飾った。

　7回以降、宋家豪投手、伊藤茉央投手、宮森智志投手がそれぞれ1イニング、西垣投手が2イニングを無失点に抑えるなどリリーフ陣が好投。打線は柳澤選手がサヨナラ打を含む2安打1打点、平良選手が2安打の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９1011　計
デ ０１０１０００００００　 ２
楽 ０００００１０１００１Ｘ ３

デ 森下瑠大-宮城滝太-三嶋一輝-山崎康晃-渡辺明貴-●石川達也　
楽 荘司康誠-高田孝一-宋家豪-伊藤茉央-宮森智志-○西垣雅矢

文・横山蒼

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