6月28日、山形・きらやかスタジアムで行われた東北楽天と埼玉西武の第10回戦は、4対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は4回表、先頭・児玉亮涼選手が四球で出塁し、盗塁や敵失などで1死3塁の好機を得ると、岸潤一郎選手の適時打で先制に成功。さらに6回表には、先頭・児玉選手が再び四球で出塁すると、続く外崎修汰選手に3号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。
先発・今井達也投手は初回、安打と四球などで1死1、2塁のピンチを招いたが、後続を断ち、得点を許さない。援護を受けた直後の4回裏にも、安打などで1死3塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けるなど、要所を締める投球で7回まで東北楽天打線につけ入る隙を与えず。
打線は8回表に、山村崇嘉選手の適時三塁打でさらに1点を追加すると、8回裏も今井投手が無失点に抑え、今井投手は8回124球7安打2四球8奪三振無失点でマウンドを降りた。4点リードで迎えた最終9回裏は、アブレイユ投手が締めて試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発・今井投手が今季4勝目を挙げ、対東北楽天では自身13連勝を飾った。一方敗れた東北楽天は、先発・古謝樹投手が6回94球4安打3四球5奪三振3失点(自責点2)の粘投も、打線が好機を生かしきれず、悔しい敗戦となっている。なお、辰己涼介選手、村林一輝選手、小郷裕哉選手が2安打をマークした。
123456789 計
西 000102010 4
楽 000000000 0
西 ○今井達也-アブレイユ
楽 ●古謝樹-津留崎大成-藤平尚真-櫻井周斗
文・丹羽里歩子
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