6月16日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテとオイシックス新潟のイースタン・リーグ公式戦第11回戦は、11対1で千葉ロッテが大勝した。

　千葉ロッテは初回、藤原恭大選手が先頭打者本塁打を放ち先制。同点で迎えた3回裏には、無死1、2塁から敵失策で勝ち越すと、なおも無死満塁から山口航輝選手の犠飛で追加点を挙げる。さらに、5回裏には池田来翔選手に5号2ランが生まれ、5点目を奪った。

　一方、先発の石川歩投手は初回を3者凡退に抑える順調な立ち上がり。2回表に2死満塁から同点の適時打を浴びるも、その後は6回までわずか1安打に抑え、6回75球4安打1死球3奪三振1失点でマウンドを降りた。

　5対1で迎えた7回裏には山口選手、寺地隆成選手にそれぞれ2点適時二塁打が生まれるなど一挙5得点。8回裏にも石川慎吾選手が2号ソロを放つと、9回表は小野郁投手が2死満塁のピンチを無失点に抑え、試合は終了した。

　勝利した千葉ロッテは藤原選手が3安打1本塁打、池田選手が2安打2打点をマークするなど計9安打11得点と打線が機能した。また、先発の石川歩投手は今季最長の6イニングを1失点にまとめ、完全復活の兆しを見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
Ｏ ０１０００００００ １
ロ １０２０２０５１Ｘ 11

Ｏ ●下川隼佑-山田拓朗-内田健太-鈴木颯人
ロ ○石川歩-木村優人-コルデロ-小野郁

文・横山蒼

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