6月12日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と広島の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、5対0で埼玉西武が快勝した。

　埼玉西武の先発・隅田知一郎投手は、初回に2死3塁のピンチを背負うも、後続を断ち無失点。2回以降も走者を背負うイニングが続いたが、要所を締めスコアボードに「0」を並べた。中盤以降は尻上がりに調子を上げ、5回からは4イニング連続で3者凡退に抑える。

　一方の打線は5回裏、先頭の代打・滝澤夏央選手が安打で出塁。犠打などで2死3塁の好機を演出し、元山飛優選手の適時打で先制に成功する。さらに長谷川信哉選手の安打で2死1、2塁とすると、西川愛也選手の適時三塁打で2点を追加。なおも2死1、3塁から、中村剛也選手、陽川尚将選手の連続適時打で5対0と突き放した。
　
　隅田投手は最終9回表もマウンドに上がる。得点圏に走者を背負いながらも、最後は小園海斗選手を空振り三振に抑え、試合を締めた。勝利した埼玉西武は、連敗を「8」で止めた。隅田投手が9回99球4安打2四球4奪三振でマダックスを達成。打っては西川愛也選手が2打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０００００００００ ０
西 ００００５０００Ｘ ５

広 ●森下暢仁-黒原拓未-河野佳-矢崎拓也
西 ○隅田知一郎

文・谷島弘紀

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