2月24日、糸満市西崎総合運動公園野球場で行われた千葉ロッテと韓国ロッテ・ジャイアンツの練習試合は、7対3で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発は、開幕投手筆頭候補の小島和哉投手。初回に無死1、2塁のピンチを背負うも、併殺などで切り抜ける。2回裏は3者凡退に切って取り、2回1安打1四球2奪三振の内容で降板した。

　打線は3回表に茶谷健太選手の本塁打で1点を先制も、3回裏に2番手・二保旭投手が四球と暴投などで走者を進め、重盗で1失点。打線は4回表に岡大海選手の適時打で再びリードを奪ったが、4回裏に二保投手がソロ本塁打を浴び、試合は振り出しに。

　続く5回裏は東妻勇輔投手が無失点でつなぐも、6回裏に横山陸人投手が1失点。しかし打線は7回表、無死2、3塁から松川虎生選手の内野ゴロの間に追い付き、茶谷選手の適時打で勝ち越しに成功する。なおも1死満塁から上田希由翔選手の2点適時打で6対3と突き放し、8回表にも茶谷選手の適時打で1点を追加した。

　リードを得た7回裏からは、田中晴也投手が登板。3イニングを無四死球無失点に抑えて試合を締めた。勝利した千葉ロッテは、茶谷選手が3安打1本塁打3打点、上田選手が3安打2打点の活躍。首脳陣へのアピールに成功した。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００１１００４１０ ７
ジ ００１１０１０００ ３

文・谷島弘紀

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