11月26日、埼玉西武のファン感謝イベント「LIONS THANKS FESTA 2023」内で、2023ドラフト新入団選手発表会を実施。新入団選手たちがライオンズのユニフォームに袖を通し、背番号もお披露目されました。
ドラ1・武内夏暉の目標は“球界No.1投手”
3球団競合の末に指名権を獲得したドラフト1位・武内夏暉投手(国学院大)は、東尾修氏や、担当スカウトである十亀剣氏が現役時代に使用した「21」のユニフォームを着て登場。「まずはライオンズでチームに貢献して、中心人物となり、球界No.1投手になれるように頑張っていきます」とプロでの目標を掲げました。
2位・上田大河投手(大商大)と3位・杉山遥希投手(横浜高)の目標は、どちらも「絶対的投手」。緊張した面持ちでしたが、「自分がマウンドに上がれば安心して見ていただけるような結果を残せるように(上田投手)」「高校では悔しい思いで終わってしまった。プロの舞台でその悔しさを晴らすために頑張りたい(杉山投手)」とそれぞれの思いを語りました。
登壇時、松井稼頭央監督が驚いた表情を見せたのは6位・村田怜音選手(皇学館大)。196cm・110kgの巨体に「でかいなって。しっかりしてましたしね」と、思わず目を見張ったようでした。そんな村田選手が目標を「本塁打王」と発表すると、スタンドからは大きな歓声が。シーズン中の打線は得点力不足に苦しんだだけに、ファンからの期待も高まります。
最後にはファンからの質問コーナーも。「埼玉で楽しみにしていることは?」という問いに、7位・糸川亮太選手(ENEOS)の回答は「埼玉といえば狭山茶」。その理由に「日本三大茶と呼ばれていて、コクがありとても濃厚な味だとうかがっているので、一度飲みたいと思っています」と挙げました。
発表会を終えた武内投手は「テレビで見ていた人が目の前にいたので、プロ野球に来たなという実感がわきました」と初々しくコメント。1月の合同自主トレへ向けては、「まずはケガをしないように。主に体作りと、しっかりボールを投げておくことを重点的にやっていきたい」。来年、各選手がどのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。
取材・文 丹羽海凪
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