10月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第3回戦は、4対3で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の小島和哉投手は初回、2死1、2塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回以降はテンポの良い投球を見せた。6回表には1死2塁とされるも味方の好守にも助けられ無失点。7回表に先頭・三森大貴選手を空振り三振に切って取り、6.1回96球4安打3四死球5奪三振無失点でマウンドを降りる。
救援陣は7回途中から、西村天裕投手、澤田圭佑投手、益田直也投手が無失点リレー。打線は0対0で迎えた9回裏、安田尚憲選手の安打と茶谷健太選手の犠打で2死2塁の好機を演出したが、後続が倒れて延長戦に突入した。
10回表は澤村拓一投手が登板するも、周東佑京選手の適時打などで3点のリードを許す苦しい展開に。しかし打線はその裏、代打・角中勝也選手、荻野貴司選手の連続安打で無死1、2塁の好機を演出。
ここで打席に入った藤岡裕大選手が3ランを放ち、土壇場で同点に追い付く。さらに2死から岡大海選手が安打で出塁。続く安田選手が右中間へ適時二塁打を放ち、4対3で試合は終了した。
千葉ロッテがサヨナラ勝ちで「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージへの切符を手にした。敗れた福岡ソフトバンクは、10回表に周東選手、川瀬晃選手、柳田悠岐選手の適時打で3点を勝ち越すも、あと一歩及ばなかった。
12345678910 計
ソ 0000000003 3
ロ 0000000004X 4
ソ 和田毅-又吉克樹-ヘルナンデス-藤井皓哉-松本裕樹-オスナ-津森宥紀-●大津亮介
ロ 小島和哉-西村天裕-澤田圭佑-益田直也-澤村拓一-○坂本光士郎
文・谷島弘紀
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