「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルは、「株式会社フジ医療器」とのコラボレーションで「パワフル」にまつわる動画を制作している。
2本目の動画となる今回は「豪快・確信・特大」なホームランを厳選した。パ・リーグを代表する強打者たちが繰り出す圧巻のスイング・打球・フォロースルーの数々は、きっと見る人を魅了し、清々しい気持ちにさせるだろう。
(成績は7月25日時点)
北海道日本ハム:北の大地にスター誕生! 客を沸かせる圧巻パワー
まずは北海道日本ハムから万波中正選手。フルスイングでボールをかっ飛ばす若き23歳は、7月25日現在、本塁打ランキング2位と躍進を続けている。
動画では、剛腕で知られる東北楽天の荘司康誠投手・福岡ソフトバンクの尾形崇斗投手の直球を弾き返しており、力負けせず振り切る姿はまさに「豪快」そのもの。外野からのレーザービームを含め、その強靭なフィジカルとパワーで会場を沸かす、パ・リーグの新たなスタープレイヤーだ。
東北楽天:頼れる主砲は今年も健在 目指すは2度目の本塁打王!
続いては東北楽天の浅村栄斗選手。スタンド上段まで運んだ特大の12号ソロと、バックスクリーン右側に飛び込んだ13号満塁弾が紹介されている。
浅村選手は現在、本塁打トップの20本。3、4月の不振から完全に脱却し、アーチの量産体制に入った。ライト方向への打球が印象的なバッターだが、今季はここまでレフト・センター方向へのホームランが多くなっており、より一層迫力と存在感が増している。
埼玉西武:衰え知らずのアーチスト! 4番の風格ここにあり
埼玉西武からはプロ22年目の大ベテラン・中村剛也選手。ピックアップされたのは京セラドーム大阪の上段まで飛ばし、確信歩きを見せた特大の3号2ランだ。
現役最多本塁打の記録を持つ稀代のアーチストは、今年で40歳。しかし未だに衰えを知ることはない。ここまで四番打者としてチームを牽引し、3、4月の月間MVPも受賞した。通算500本塁打の大記録までもあと「38本」と手の届かない範囲ではなく、達成に向け一本一本積み上げていけるかに注目がかかる。
千葉ロッテ:ライトスタンドへ一直線! 規格外のドミニカパワー!
続いては千葉ロッテのポランコ選手。昨年巨人で24本もの本塁打を放っており、千葉ロッテに移籍した今年もチーム最多本塁打と打棒を振るっている。
動画では、ファンへの挨拶代わりの一発となった1号2ランと、延長戦で均衡を破る決勝弾となった3号2ランが特集された。いずれも本塁打を確信する特大弾であり、胸がすくほどのフォロースルーと「パワー!」のポーズ通りの怪力は一見する価値があるだろう。
オリックス:柔よく剛を制した! 大躍進が止まらない
オリックスからは現在首位打者に君臨する頓宮裕真選手。2020年にメジャーでサイ・ヤング賞を受賞した横浜DeNA・バウアー投手から放った痛烈な2号ソロが取り上げられた。
頓宮選手はケガで春先は欠場したが、復帰後はクリーンアップに定着。率を残す確実性と一発を放つパワーを両立し、メジャーへ移籍した吉田正尚選手の穴を埋める活躍を見せている。6月には月間MVPを受賞し、その勢いは留まるところを知らない。
福岡ソフトバンク:惚れ惚れとするフルスイング! 刮目せよ、これが柳田悠岐だ
「豪快」といえば最後はもちろんこの男。身震いするほどのフルスイングが特徴の福岡ソフトバンク・柳田悠岐選手だ。3、4月は打球の上がらない場面も目立ったが、気づけばリーグ3位の本塁打数。息を飲むその打球は、まさに圧巻である。
動画は2号3ランと6号ソロの2本をピックアップ。特に前者は緊迫した延長戦の中、スタンド上段まで飛ばした柳田選手らしい決勝弾であり、本塁打を確信したフォロースルーの美しさにもご注目あれ。
他にも、パ・リーグのホームランアーチストが揃い踏みのこの動画。ぜひご覧いただきたい。
文・二瓶健吾
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