5月28日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第12回戦は、3対2で東北楽天がサヨナラ勝利を収めた。
東北楽天の先発・荘司康誠投手は、2回表に万波中正選手の9号ソロで先制を許すと、4回表に犠飛で失点。打線は4回裏、先頭の小深田大翔選手の2号ソロで1点差に迫るも、その後は相手先発の北山亘基投手を捉えられず。
しかし、先発の荘司投手が5回以降完璧なピッチング。8回まで4イニング連続で3者凡退に抑えると、9回表は3者連続の空振り三振で流れを呼び込む。迎えた9回裏、先頭・山崎剛選手の四球を皮切りに1死満塁のチャンスをつくると、小郷裕哉選手の犠飛で同点に追い付き、試合は延長戦に入った。
10回表は松井裕樹投手が3者凡退に抑えると、11回表は酒居知史投手が2四球を与えながらも無失点。12回表は宋家豪投手が3人で抑え、試合は最終12回裏に。浅村選手の安打、小郷選手の四球、伊藤裕季也選手の犠打で1死2、3塁のチャンスをつくり、打席には代打・岡島豪郎選手。2球目をレフトオーバーのタイムリーとし、試合を決めた。
勝利した東北楽天は、先発の荘司投手が9回2失点の力投。最後は代打・岡島選手にサヨナラ打が生まれ、交流戦前最後のカードを勝ち越しとした。敗れた北海道日本ハムは、先発の北山亘基投手が7回1失点の好投も、救援陣が粘れなかった。
123456789101112 計
日 010100000 000 2
楽 000100001 001X 3
日 北山亘基-宮西尚生-玉井大翔-田中正義-河野竜生-池田隆英-●ロドリゲス
楽 荘司康誠-松井裕樹-酒居知史-○宋家豪
文・波多野瞭平
関連リンク
・試合詳細/動画
・ドラ1ルーキー・荘司康誠が9回114球2失点の力投
・松井裕樹は「250セーブの壁」を破れるか
・スマーフとパ・リーグ6球団がコラボ
記事提供: