5月4日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第8回戦は、4対3で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクは2回裏、リチャード選手の6号ソロで先制に成功。先発の松本晴投手は3イニング連続で3者凡退に抑える立ち上がりを見せるも、4回表に2死から連打で1点を失う。さらに5回表、連打と四球で1死満塁のピンチを招き、2死としたところで降板。あとを受けた椎野新投手が勝ち越しの2点適時打を浴びた。

　打線は7回裏に連打で無死2、3塁の好機をつくり、ホーキンス選手の犠飛、渡邉陸選手の適時打で同点に追い付く。9回裏には野村大樹選手の三塁打を皮切りに1死満塁とすると、代打で登場した吉田賢吾選手が適時打を放ち、サヨナラ。劇的勝利を収め、今季の阪神戦は8戦8勝となった。

　勝利した福岡ソフトバンクは、リチャード選手、野村選手が2安打の活躍。6回以降は椎野投手、甲斐野投手、尾形崇斗投手が無失点に抑えるなど、中継ぎ陣の奮闘も目立った。

　 １２３４５６７８９　 計
神 ０００１２００００　 ３
ソ ０１００００２０１Ｘ ４

神 川原陸-馬場皐輔-岡留英貴-島本浩也-浜地真澄-●小林慶祐
ソ 松本晴-椎野新-甲斐野央-○尾形崇斗

文・河野桜己

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