東北楽天・早川隆久が1勝目。浅村栄斗&松井裕樹の記録達成を勝利で飾る

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2023.4.5(水) 16:45

東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月5日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天対埼玉西武2回戦は、1対0で東北楽天が接戦を制した。

 東北楽天は初回、連打と四球でいきなり無死満塁のチャンス。浅村栄斗選手の内野ゴロの間に1点を先制するも、その後は相手先発・隅田知一郎投手からあと一本が出ず。

 一方、先発・早川隆久投手は初回をわずか9球で抑える。2回以降は山川穂高選手に2安打されるなど、走者を背負う場面もあったが、粘り強くスコアボードに0を並べ続けた。「調子はいい方だったと思いますし、最低限の仕事はできたかなと思います」と6回を投げ、95球4安打1四球5奪三振無失点と好投する。

 逃げ切りたい東北楽天は、宋家豪投手と西口直人投手が埼玉西武に反撃をさせず。最後は松井裕樹投手が1死2、3塁のピンチを招きながらも後続を断ち、1点を守りきった。

 勝利した東北楽天は早川投手が1勝目、3セーブ目を挙げた松井投手が史上最年少で通算200セーブに到達。浅村選手は通算300二塁打を達成した。敗れた埼玉西武は先発・隅田知一郎投手が6回1失点の力投も援護に恵まれず、今季1敗目を喫した。

  123456789 計
西 000000000 0
楽 10000000X 1

西 ●隅田知一郎-森脇亮介-平井克典
楽 ○早川隆久-宋家豪-西口直人-S松井裕樹

文・菊地綾子

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