2月18日、埼玉西武の紅白戦が南郷スタジアムで行われた。

　1回表、四球で出塁した山野辺翔選手が盗塁で2塁を陥れると、2死から渡部健人選手がタイムリーを放ち、紅組が1点を先制した。紅組は今季先発に挑戦する平良海馬投手が初回のマウンドへ。ルーキーの児玉亮涼選手に安打を打たれたものの、4者連続三振を奪うなど2回を無失点に抑えた。

　続く3回からは白組・松本航投手、紅組・浜屋将太投手に交代。4回表まで点は生まれなかったが、4回裏、陽川尚将選手の適時二塁打で白組が同点に。さらにバッテリーミスの間に逆転に成功する。

　しかし、5回表には森脇亮介投手から若林楽人選手が左中間を深々と破る二塁打で出塁し、山野辺選手の適時打で再び同点とする。5回裏は宮川哲投手、6回表を本田圭佑投手が抑え、2対2のまま最終6回裏を迎えた。

　6回裏は大曲錬投手が登板。マキノン選手の二塁打などで2死2塁から、川越誠司選手の打球がライト前へ抜ける。ここで2塁走者・児玉選手が本塁へ突入し、際どいタイミングながらもセーフ。サヨナラで試合は終了となった。

　 １２３４５６ 計
紅 １０００１０ ２
白 ０００２０１ ３

紅 平良海馬-浜屋将太-宮川哲-大曲錬
白 隅田知一郎-松本航-森脇亮介-本田圭佑

文・丹羽海凪

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