10月20日に行われた2022年新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。北海道日本ハムの指名選手とプロフィールを紹介する。
支配下選手指名
1位:矢澤宏太(やざわ・こうた)投手
所属:日本体育大学
投打:左投左打
身長・体重:173cm・71kg
◇スカウトコメント
「投手としては150キロ超の速球を投げ、打っては今年の首都大学春季リーグで打率.350をマークするなど投打の二刀流に挑戦する逸材。身体能力が高く、センスも感じさせる。逆方向に飛ばす長打力に加え、バットコントロールも優れる。50メートル5秒台の俊足は大きな武器で、肩も強い。負けん気の強さもプロ向きと言える。走攻守すべてに高い能力を誇る世代屈指の5ツールプレーヤー」
2位:金村尚真(かねむら・しょうま)投手
所属:富士大学
投打:右投右打
身長・体重:176cm・83kg
◇スカウトコメント
「ゲームメーク能力の高い、総合力上位の本格派右腕。富士大学進学後から登板機会を与えられて全国の舞台にも出場するなど、経験値の高さは疑う余地がない。直球は最速150キロでカットボール、スライダーなど変化球の精度も抜群。与四球率は低く、投球術とマウンドさばきにも長け、1年目から先発ローテーション入りする可能性もある」
3位:加藤豪将(かとう・ごうすけ)内野手
所属:ニューヨーク・メッツ(傘下3Aシラキュース)
投打:右投左打
身長・体重:185cm・91kg
◇スカウトコメント
「米国カリフォルニア生まれで、2013年のMLBドラフトでヤンキースから2巡目指名された内野手。セカンドを主戦場とするが、複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤー。プロ10年目の今季はメジャーデビューを果たし初ヒットも放った。昨季はマイナーで打率3割、本塁打、打点でもキャリアハイをマークした。巧みなバットコントロールと鋭いスイングが光る。経験十分なアベレージヒッターとして即戦力と言える存在」
4位:安西叶翔(あんざい・かなと)投手
所属:常葉大学付属菊川高校
投打:右投右打
身長・体重:186cm・86kg
◇スカウトコメント
「オンリーワンの特長を持つ、最速150キロの速球を操る大型右腕。サイドスロー気味の腕の振りから放たれる剛球は独特の軌道を描き、スライダーとチェンジアップなど変化球も自在で制球も抜群だ。186センチ、86キロと恵まれた体格で、高校3年間で急成長。今後もレベルアップの余地があり、大化けする可能性を秘めている」
5位:奈良間大己(ならま・たいき)内野手
所属:立正大学
投打:右投右打
身長・体重:172cm・72kg
◇スカウトコメント
「走攻守3拍子そろった内野手。常葉大菊川高3年夏は静岡大会で打率8割超えの活躍でチームを甲子園出場に導いた。U-18日本代表時は吉田輝星投手とともに戦った経験も。大学でも1年時からショートのレギュラーをつかむなど活躍。50メートル5秒台のスピードとシュアな打撃が光る。フィールディングとグラブさばきに長けた守備も高評価」
6位:宮内春輝(みやうち・はるき)投手
所属:日本製紙石巻
投打:右投右打
身長・体重:176cm・75kg
◇スカウトコメント
「右サイドスローの変則で、中継ぎ適性を持つ即戦力。140キロ台後半の直球に独特の軌道を描くシンカー、スライダー、カットボールを織り交ぜる。明星大学から入社後、すぐに頭角を現して補強選手として都市対抗野球出場、社会人日本代表候補に選ばれるなど年々、ステップアップしてきた。ブルペン陣に厚みを増す存在として期待は大きい」
育成選手指名
育成1位:藤田大清(ふじた・たいせい)外野手
所属:花咲徳栄高校
投打:右投左打
身長・体重:187cm・84kg
◇スカウトコメント
「187センチ、84キロの左の大型スラッガーで、脚力もある外野手。粗削りだが、今春の埼玉県大会で右翼席へ弾丸ライナーの満塁本塁打を放つなど完璧にコンタクトした時の打球は長距離砲としての天性の資質を感じさせる。まだ細身の肉体はさらにパワーアップできる余地を残しており、将来性は十分だ」
育成2位:中山晶量(なかやま・てるかず)投手
所属:徳島インディゴソックス
投打:右投右打
身長・体重:188cm・90kg
◇スカウトコメント
「188センチ、90キロの恵まれた体格から球威あるストレートと落差のあるフォークを投げ込む大型右腕。150キロ前後の直球と鋭く落ちるフォークを武器に奪三振率の高さが光る。鳴門高校時代は夏の甲子園に3年連続出場し、ホームランを放った経験も持つ。気持ちのこもったピッチングも特長で、リリーフの適性を持ったパワーピッチャー」
育成3位:山口アタル(やまぐち・あたる)外野手
所属:テキサス大学タイラー校(中退)
投打:右投右打
身長・体重:179cm・89kg
◇スカウトコメント
「カナダ・バンクーバー生まれの23歳。大学時アメリカでは投手としてプレーし、今年から外野手に転向した。走攻守に高い能力を持つフィジカルモンスター。とりわけ力強い打撃が魅力で、迫力あるスイングから繰り出される打球は目を見張るものがある。粗削りな素材として、今後の更なる成長が期待される。」
育成4位:山本晃大(やまもと・こうだい)投手
所属:信濃グランセローズ
投打:左投左打
身長・体重:186cm・88kg
◇スカウトコメント
「186センチの長身から繰り出すストレートが魅力の左腕。ルートインBCリーグでは打者のタイミングを外す変化球に磨きをかけてきた。NPB球団を相手にした練習試合では150キロ近い速球を武器に好投。さらなる進化に期待がかかる好素材」
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