9月28日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第25回戦は、1対0で埼玉西武が勝利。4位・東北楽天との直接対決を制してゲーム差を「1.5」に広げ、パーソル CS パ進出へ大きく前進した。
埼玉西武の先発は、今井達也投手。初回を3人で終えると、1死満塁のピンチを招いた3回裏も無失点でしのぐなど、1カ月ぶりの先発登板で好投を披露する。一方の打線は、初回、4回表と得点圏まで走者を進めるも、あと一本が出ず無得点に終わった。
投手戦が続く中、打線は5回表に平沼翔太選手に移籍後初本塁打が飛び出し、1点を先制。援護をもらって以降も今井投手は無失点投球を続け、8回を投げ終えたところで降板となった。
9回表には平良海馬投手が登板。先頭の島内宏明投手を空振り三振に仕留めると、危なげなく残り2つのアウトを取り、1対0のまま試合終了。勝利した埼玉西武は、今井投手が8回123球4安打8奪三振4四死球無失点。要所を締める投球で息詰まる投げ合いを制し、今季5勝目を手にした。
敗れた東北楽天は、先発の岸投手が8回114球5安打4奪三振2四球1失点。再三のピンチを切り抜けたが、打線も相手投手陣の前に4安打無得点と振るわず、一発に泣く結果となった。
123456789 計
西 000010000 1
楽 000000000 0
西 ○今井達也-S平良海馬
楽 ●岸孝之-西口直人
文・吉村穂乃香
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