9月27日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第24回戦は、4対1で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は初回、2死から森友哉選手が四球で出塁すると、山川穂高選手の2ランで先制点を奪う。山川選手にとっては3年ぶり、自身3度目の40号到達となった。
一方、自己最多の12勝目を狙う高橋光成投手は、初回を3人で終える上々の立ち上がり。4回表に無死1、2塁のピンチを背負ったが、柳田悠岐選手、デスパイネ選手を連続三振に打ち取るなどして切り抜けた。
2点リードのまま迎えた5回裏、打線は相手失策などで無死1、2塁とする。ここで森友哉投手が併殺打に倒れ、チャンスを逃したかに見えたが、2死満塁まで再び好機を広げると、愛斗選手の2点適時打で貴重な追加点を挙げた。
7回表、デスパイネ選手の13号ソロで1点を失った高橋光成投手だったが、その後に招いた1死1、2塁の窮地を併殺打で切り抜け、7回1失点で降板。8回表は平良海馬投手が無失点でつないだ。
9回表には、増田達至投手が登板。1死から中村晃選手に四球を与えるも後続を断ち、4対1で試合終了。
勝利した埼玉西武は、高橋光成投手が7回107球6安打8奪三振2四球1失点で今季12勝目。山川選手の40号2ランも飛び出し、CS圏内の3位を守った。一方、敗れた福岡ソフトバンクは、先発の石川柊太投手が5回4失点と粘り切れず。打線も何度か好機をつくったが、ソロ本塁打による1得点にとどまった。
123456789 計
ソ 000000100 1
西 20002000X 4
ソ ●石川柊太-甲斐野央-笠谷俊介-泉圭輔-田中正義
西 ○高橋光成-平良海馬-S増田達至
文・吉村穂乃香
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