9月13日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第26回戦は、8対1でオリックスが勝利した。

　オリックスの先発は、富山凌雅投手。2回表は無死2塁、3回表は2死2、3塁と得点圏に走者を背負うも、打たせて取るピッチングで要所を締め、3回3安打1四球無失点でマウンドを降りた。

　打線は2回裏、先頭の4番・太田椋選手が安打で出塁すると、1死から野口智哉選手も安打でつなぎ、大下誠一郎の適時三塁打で2点を先制。続く池田陵真選手の犠飛で3点目を追加すると、2死1塁から福田周平選手も適時三塁打を放ち、この回4点を挙げた。

　4回表から登板したビドル投手は、2イニングを無失点に抑えて降板。すると5回裏には、1死2塁から石岡諒太選手の適時打で1点を追加し、なおも安打と四球で満塁のチャンスをつくる。ここで野口選手が走者一掃の3点適時二塁打を放ち、試合前半で8対0と大きくリードした。

　6回表は比嘉幹貴投手、7回表はバルガス投手、8回表は黒木優太投手が無失点でつなぐと、9回表は本田仁海投手がマウンドへ。先頭の堂上直倫選手に4号ソロを浴びるも、その後は得点を許さず8対1で試合終了。

　勝利したオリックスは、11安打8得点の大勝。野口選手は2安打3打点、太田選手は3安打の活躍を見せた。投げては先発の富山投手が3回無失点の好投。2番手のビドル投手は2回無失点で2勝目をマークした。

　 １２３４５６７８９ 計
中 ００００００００１ １
オ ０４００４０００Ｘ ８

中 ●岡野祐一郎-アルバレス-山本拓実-石川翔
オ 富山凌雅-○ビドル-比嘉幹貴-バルガス-黒木優太-本田仁海

文・波多野瞭平

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