9月2日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第20回戦は、3対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発は伊藤大海投手。初回、2回裏と無失点で抑えたものの、3回裏に小郷裕哉選手に今季初アーチとなる一発を浴び、先制点を許す。

　打線は直後の4回表、1番・清宮幸太郎選手の四球、2番・上川畑大悟選手の二塁打で2、3塁のチャンスをつくると、松本剛選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還して同点に。続く5回表には1死から7番・万波中正選手が14号ソロを放ち、勝ち越しに成功する。

　打線の援護を受けた伊藤投手は5回裏、2死から連打でピンチを招くも、ギッテンス選手を打ち取ってピンチを脱する。打線は6回表、上川畑選手の2打席連続となる二塁打でチャンスを演出、1死3塁から松本剛選手に適時打が生まれ、さらにリードを広げていく。

　伊藤投手は6回裏も無死1、2塁からのピンチをしのいで、要所を締める投球を披露。7回裏は堀瑞輝投手と玉井大翔投手で無失点に抑えると、8回裏はメネズ投手が3者凡退の好リリーフ。9回裏は石川直也投手が締めて、3対1で試合終了。

　勝利した北海道日本ハムは、先発の伊藤投手が6回101球8安打2四球1死球5奪三振1失点の内容で、新人から2年連続での2桁勝利を達成。打線では松本剛選手が2安打2打点の活躍を見せた。一方の東北楽天は先発の岸孝之投手が7回3失点と役割を果たすも、打線が再三の好機を生かせなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００１１１０００ ３
楽 ００１００００００ １

日 ○伊藤大海-堀瑞輝-玉井大翔-メネズ-S石川直也
楽 ●岸孝之-鈴木翔天-酒居知史

文・和田信

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