8月27日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第15回戦は10対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・高田孝一投手は初回、先頭に安打を浴びるも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。2回表は3者凡退に抑えると、3回以降は走者を出しながらの粘りの投球に。4回表、6回表と犠飛を浴び失点するも、6回を2失点にまとめ、救援陣に後を託した。
一方の打線は2回裏、先頭の釜元豪選手、続くマルモレホス選手の連打で無死1、3塁の好機をつくる。ここで、和田恋選手が適時打を放ち、先制に成功。なおも、堀内謙伍選手が安打でつなぎ、無死満塁とすると、澤野聖悠選手と武藤敦貴選手の2者連続適時打で、さらに3点を追加した。
東北楽天打線の勢いは中盤以降も止まらない。6回裏には和田選手が11号ソロを放ち、5対2に。さらに四死球と安打で2死満塁とすると、捕逸の間に3塁走者が生還し、1点を追加する。なおも2死満塁から、釜元選手に走者一掃の適時三塁打が生まれ、9対2と突き放した。7回裏には、大河原翔選手が適時打を放ち、リードを8点に広げる。
後を託された救援陣は、7回表を津留崎大成投手、8回表を石橋良太投手が無失点でつなぐ。最終9回表は福森耀真投手がマウンドへ上がり、走者を出しながらも無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した東北楽天は投手陣が好投。先発の高田孝投手が6回101球6安打2四死球5奪三振2失点の投球内容で試合をつくると、2番・津留崎大成投手はわずか6球で3者凡退に抑える投球を披露した。打っては、釜元選手が2安打3打点、和田選手が本塁打を含む2安打2打点の活躍だった。
一方敗れた千葉ロッテは、投手陣が誤算。先発・本前郁也投手が5.2回134球10安打6四死球5奪三振9失点と、悔しさの残る投球となった。平沢大河選手、角中勝也選手が2安打を放っている。
123456789 計
ロ 000101000 2
楽 04000510X 10
ロ ●本前郁也-成田翔-永島田輝斗-小沼健太
楽 ○高田孝一-津留崎大成-石橋良太-福森耀真
文・谷島弘紀
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