高橋光成が8勝目&栗山巧が2打席連続タイムリー! 埼玉西武が接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2022.8.23(火) 21:25

埼玉西武ライオンズ・高橋光成投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・高橋光成投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第20回戦は、5対4で埼玉西武が勝利した。

 埼玉西武は初回、外崎修汰選手の四球、源田壮亮の安打などで2死2、3塁とチャンスをつくると、呉念庭選手が適時打を放ち、2点を先制。頼もしい援護を受けた先発の高橋光成投手は、1回裏に無死1、2塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回以降は力強い投球を披露する。
 
 試合の主導権を握りたい打線は4回表、2死1塁から栗山巧選手の適時二塁打で3点目を追加すると、続く5回表にも1死3塁から外崎選手の適時二塁打で4対0と突き放す。一方の高橋光成投手も4回裏の1死満塁の場面で後続をしっかり抑えると、5回裏までをわずか2安打にまとめた。

 6回表にも栗山選手の適時二塁打で1点を追加するも、直後の6回裏に1死1、3塁から井上晴哉選手に2点適時二塁打、さらに2死2塁から菅野剛士選手に適時打を許し5対3に。しかし最後は高橋光成投手が粘りを見せ、6回3失点の内容で降板した。

 後を受けた2番手・水上由伸投手が7回裏を完璧に抑えると、8回裏には3番手・スミス投手が登板。1点を失いなおも1死2塁のピンチを招いたが、公文克彦投手、森脇亮介投手による継投で反撃を食い止める。最終回は守護神・増田達至投手が3者凡退で締め、試合終了。

 勝利した埼玉西武は、先発の高橋投手が6回6安打6奪三振3失点の好投で8勝目をマーク。打線では、栗山選手、呉念庭選手が2安打2打点の活躍を見せた。一方敗れた千葉ロッテは、先発の石川歩投手が5回8安打4失点。打線も終盤に反撃を見せるも、あと一本が生まれなかった。

  123456789 計
西 200111000 5
ロ 000003010 4

西 ○高橋光成-水上由伸-スミス-公文克彦-森脇亮介-S増田達至
ロ ●石川歩-佐々木千隼-西野勇士-田中靖洋-唐川侑己

文・村井幸太郎

関連リンク

試合詳細/動画はこちら
高橋光成 選手名鑑
呉念庭 動画/記事
栗山巧の成績をチェック
83年ぶりの記録も。記念すべきアーチをピックアップ

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE