森友哉が均衡を破る先制2ラン! 4投手の継投で逃げ切った埼玉西武が勝利

パ・リーグ インサイト

2022.8.16(火) 20:46

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月16日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第15回戦は、2対0で埼玉西武が勝利。完封リレーで首位攻防戦初戦を制した。

 埼玉西武の先発は、高橋光成投手。初回、2死1、2塁のピンチを抑えると、4回表にも1死2、3塁をしのぎ切るなど、走者を出しながら粘り強い投球を見せる。一方で福岡ソフトバンクの先発・石川柊太投手も好投し、序盤は投手戦が展開された。

 均衡が崩れたのは4回裏だった。先頭の源田壮亮選手が安打で出塁し無死1塁とすると、好調の森友哉選手が右中間スタンドへ一発。埼玉西武が2点の先制に成功する。

 高橋光成投手は6回114球5安打6奪三振3四死球無失点で降板。7回表には水上由伸投手が12球で3者凡退に打ち取った。8回表に登板したスミス投手も無失点投球でつなぎ、リードを保ったまま試合は最終回へ。

 9回表に登板した増田達至投手は、2死から周東佑京選手に安打を浴びるも後続を断ち、2対0のまま試合終了。7月9日以来となる、今季23セーブ目を記録した。

 埼玉西武は、森友哉選手の先制2ランがそのまま決勝弾に。今季7勝目を挙げた高橋光成投手ら4投手を巧みにリードし完封リレーに導くなど、攻守にわたる活躍が光った。一方福岡ソフトバンクは、先発の石川投手が7.2回2失点。今季2戦2勝1完封、防御率0.00と得意にしていた埼玉西武相手に好投したが、一発に泣く結果となった。

  123456789 計
ソ 000000000 0
西 00020000X 2

ソ ●石川柊太-嘉弥真新也
西 ○高橋光成-水上由伸-スミス-S増田達至

文・吉村穂乃香

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