【ファーム】代打・村山亮介がタイムリー。投手陣が打ち込まれ千葉ロッテが敗れる

パ・リーグ インサイト

2022.8.9(火) 16:31

千葉ロッテマリーンズ・村山亮介選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・村山亮介選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月9日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第13回戦は4対12で千葉ロッテが敗戦。

 千葉ロッテの先発は美馬学投手。立ち上がりの初回、いきなりウィーラー選手に6号2ランを浴びると、2回表にも秋広優人選手の4号ソロ、ウィーラー選手の満塁弾で2回までに7点を失う。以降は立ち直るも、5回78球7安打1四球6奪三振7失点の内容でマウンドを降りた。

 6回表からは小沼健太投手が登板するも、勢いに乗る巨人打線を抑え込めない。6回表に山瀬慎之助選手に適時打を許すと、7回表には1死1、2塁から4連打で4点を失い、突き放される。その中で、8回表にマウンドに上がった3番手・成田翔投手は、力のあるボールをサイドハンドから繰り出し、巨人打線を3人で封じてみせた。

 着実に点を返していきたい打線は4回裏、四球と安打などで2死満塁とするが、暴投での1点にとどまる。6回裏に代打・村山亮介選手の適時打、8回裏には2死から西川僚祐選手、福田光輝選手の連打でそれぞれ1点を返すも、大量点には至らず。9点差で迎えた9回裏には2死1、3塁から山本大斗選手が適時打を放ち粘りを見せたが、4対12で試合終了。

 敗れた千葉ロッテは、投手陣が相次いで相手打線につかまり12失点。打線は中盤に1点ずつ返すも、序盤の大量失点が重くのしかかった。しかし、代打で結果を残した村山選手や、好調巨人打線を抑えた成田投手、終盤の粘りなど収穫もあった試合だった。なお、9回表に永島田輝斗投手が公式戦初登板を果たしている。

  123456789 計
巨 250001400 12
ロ 000101011 4

巨 横川凱-○山本一輝-戸田懐生-大江竜聖
ロ ●美馬学-小沼健太-成田翔-永島田輝斗‐東妻勇輔

文・山岡雄一郎

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