7月10日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第16回戦は6対3でオリックスが勝利。
オリックスは2回裏、3安打などで2死2、3塁として、渡部遼人選手がライト前への2点適時打を放ち、幸先よく先制に成功する。続く3回裏には、2つの四球で2死1、2塁として大下誠一郎選手、大里昂生選手の適時打でリードを4点に広げる。
先発の富山凌雅投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回表には先頭に安打を許しながらも3者連続三振を奪う。3回表には自身の好守備で併殺に打ち取るなど、3回を2安打4奪三振無失点の好投を披露した。
継投に入った4回表は前佑囲斗投手が登板。安打と暴投で2死2塁のピンチを招くも、後続を遊ゴロに抑え、無失点に抑える。続く5回表は3番手・漆原大晟投手が中神拓都選手に1号ソロを浴びるも、最少失点で切り抜けた。
追加点が欲しい打線は直後の5回裏、安打と四死球で1死満塁とすると、福永奨選手がライトへの適時打を放ち、貴重な追加点を挙げる。7回裏には、1死3塁の好機で大里選手から犠飛が生まれ、6対1に。
援護をもらった投手陣は6回以降、山田修義投手、吉田凌投手、村西良太投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、最終回は小木田敦也投手が登板。2点を失うも、最後は田中広輔選手を空振り三振に仕留め、試合終了。
勝利したオリックスは、7人の投手リレーでリードを守り切った。打線では、育成の平野大和選手が4安打の大活躍。渡部選手、大下選手、大里選手もそれぞれ2安打をマークするなど、期待の若手が存在感を発揮した。
123456789 計
広 000010002 3
オ 02201010X 6
広 ●行木俊-中田廉-コルニエル-菊池保則-塹江敦哉
オ 富山凌雅-○前佑囲斗-漆原大晟-山田修義-吉田凌-村西良太-小木田敦也
文・杉森早翔
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